お手紙力 |
先日記事にした「おもてなし力」はリッツカールトン営業統括支配人をされていらした
林田さんという方のお言葉ですが今日お話しするのはそのおもてなし力の言葉を借りた
「お手紙力」のお話です。
メールが普及している昨今、
手書きのお手紙というのはなかなか頂く機会がなくなったように思います。
年に一度の年賀状でさえ、
メールを使ったツールで済ませるというのが当たり前になっております。
しかしだからこそ、
生徒様やお客様より手書きのお手紙を頂くと本当に嬉しく、感激してしまうのだと感じています。
その人の文字のクセやレターセットのツール等、
それを選び、時間と労力を裂いてくださった事を思うとより心がこもっているなと感じるのです。
私がカードセットのデザインに力を入れておりますのも
手書きの温かさを忘れて欲しくないという思いがあるからこそ。
現在は激務になってしまい、おひとりおひとりにメールでお返事する事も
時には徹夜になってしまうほどになっておりますが
時間のある時には一言でもその感謝の気持ちを述べられる様にしております。
折角お礼状をしたためるのであれば美しい文字をしたためたいというのが女心。
私は凄い癖字に悩んでおりますので少しでも美しい文字がしたためられる様
練習を重ねたいと思っています。
生徒様やお客様、そして長年のお付き合いのお友達の中にも
「ハッ」とするほど美しい文字をしたためる方が何人かいらっしゃいます。
私はそのカードを見ながら練習しているのです。
まずは美しいものをお手本に真似から入りますがそのうち自分の癖も出てきて
今の悪い癖が良い感じに少しずつ抜けていきます。
履歴書でも美しい文字の履歴書は書類審査で相当有利と言われております。
文字は自分の名刺のひとつ。
そしてお手紙は心の声です。
これからもついお手紙をしたためたくなるような美しいカードセットを
デザインしていけたらとそう思っています。